巌本は頻りに二葉亭の人物を
讃歎して、「二葉亭は哲学者である、シカモ輪廓の大なる人物である、」と激称していた。
我らは風流使者にあらず、しかも天縁尽きずして、ここに名山を拝するの栄を得、名山が天を
讃する如くにして、人間は名山を
讃す、また可ならずや。
で、面会中はかなり好い気持にもなって、
讃めそやされていた。
撰択慾を賞揚し追及性を
讃美する見地よりすれば、恋愛も一種の人間至上性の発露であります。
老人はしきりに虫の講釈をはじめて、今日では殆ど子供の玩具にしかならないような一匹三銭ぐらいの蟋蟀を大いに
讃美していた。
自分はこの運輸機関といふものを
讃歎したのであつた。
此句、翁曰、心づかひせずと句になるものを、自
讃に足らずとなり。
右、はるれやと申し候は、切支丹宗門の念仏にて、宗門仏に
讃頌を捧ぐる儀に御座候由、篠、其節枕辺にて、泣く泣く申し聞かし候。
中学でも師範でも、生徒さんや職員方から、好かれますし、土地の新聞もヘルンの話などを掲げて賞
讃しますし、土地の人々は良い教師を得たと云うので喜びました。