私が以前京都で懇意にしてゐた滝正雄君は、(後に近衛内閣の時、法制局長官を経て企画院総裁となり、退官後、貴族院議員に勅
選された人。
其後数年にして、同じ店の江戸褄の募集の
選に当つた作品のうちに、ポプラの樹を前景としてその梢を鳥の翔り過ぐるといふやうなのもあつた。
その中の「石油びん」と「小鳥撃」の二篇は、生田春月氏の
選で、「新興文壇」という小雑誌に載った。
而して現在の北海道は、その土地が持つ自然の特色を段々こそぎ取られて、内地の在来の形式と
選む所のない生活の維持者たるに終ろうとしつゝあるようだ。
この使命の
選に當つたのが、前に蒲類海で手腕を示した班超で、彼は三十六人の部下を引率して、尤も手近な※善國に往き、漢に歸順せんことを勸誘した。
此誌上で言ふのは、甚申しわけないが、「改造」・「中央公論」などの作物
選擇の標準が、近來頗信頼すべからざる物になつて來た氣がする。
予の母の、年老い目力衰へて、毎に予の著作を讀むことを嗜めるは、此書に字形の大なるを
選みし所以の一なり。
然して、稿本成りて、名を言海とつけられしは、佐藤誠實君の考
選にいでたり。