静けさし の例文

静かさ・黙・しじま・静寂 等の意味を持つ「静けさし」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→静けさ

「静けさし」の書籍での例文

二本松城十万石が、不気味に冴えたその月の光りの中に、溶け込んで了ったような静けさである。
その静けさの中から、低く遅くだが追々速く高く、宇吉の心臓の脈打つ音だけが聞えて来た。
けれども、酔い痴れたようなその静けさは、永くは続かなかった。
広い会堂が、風の落ちた森林のような静けさを保っている瞬間です。
いかにも不思議な静けさなので、誰でも物を言ふに中音で言ふか囁くかせずにはゐられない。
起きている窓はなく、深夜の静けさは暈となって街燈のぐるりに集まっていた。
この径を知ってから間もなくの頃、ある期待のために心を緊張させながら、私はこの静けさのなかをことにしばしば歩いた。
そのあとはまたもとの静けさのなかで音楽が鳴り響いていった。
そうした心の静けさとかすかな秋の先駆は、彼を部屋の中の書物や妄想にひきとめてはおかなかった。
それも一つには、あたりが極端な静けさを保っているために、ほんのわずかな物音も物珍らしいリズムをさえ伴って聞かれるのである。

「静けさし」のオンラインでの例文

テレビが壊れたのかと思う静けさ
色褪せた紫陽花もいい感情のふかき静けさ見る思いする悔しさに泣くことも減りあじさいはひとつきりでは終わらない花黙って聞いておいたらそれで済むものを。
ずっとずっと以前、小学生くらいのとき行った雪国の宿で、夜中に静けさに目が醒めたことがある。

「静けさし」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

サイレンスし音無し森閑し沈黙し無音しだんまりし沈静し黙りし無風し静寂し平静し静止し無言ししじまし無声し

「静けさし」の関連語句

ポエトリー韻文詩句詩歌ポエジー律文サイレンス静かさ物静かさ静寂さ容態具合い情態容子様態ありさま工合有り様有様具合様体情況様子状況状態コンディション事様塩梅容体冷静

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