だらし無い の例文

ぞろっぺい・与太・ぞろっぺえ・だらしない 等の意味を持つ「だらし無い」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→だらし

「だらし無い」の書籍での例文

この男は、頤の先に、鼠の尻尾のやうな髯を、申訳だけに生やして、踵が隠れる程長い※布衫に、結目をだらしなく垂らした茶褐帯と云ふ拵へである。
我ながらだらしのないのには呆れますが。
黒八の襟がだらしなくはだけて、紺献上の帯がほどけたなり、だらりと後へぶら下がっているのを見ても、余程、酔っているらしい。
これはその懐からだらしなくはみ出したノオト・ブックの署名によると、やはり文科の学生で、大井篤夫と云う男らしかった。
ある時、父はそれを見るに堪えなかったのだろう、いかにも憎々しそうな、噛んで吐き出すような口調で、そのだらしなさを罵倒した。
おそらくひとりでぼんやりしているときは、どうにもだらしのない顔をしているのであろう。
そして彼が急降下で落下したところには、肥えふとつた大きな虻がだらしなく足をすくめてころがつてゐた。
いちじくの葉かげから見えたのは、しごき一つのだらしない寝巻き姿が、楊枝をくわえて、井戸端からこちらを見て笑っている。
我五位の外貌はそれ程、非凡に、だらしなく、出来上つてゐたのである。
いつか本郷座へ出た連中であるが、こうして日のかんかん照りつける甲板に、だらしのない浴衣がけで、集っているのを見ると、はなはだ、ふるわない。

「だらし無い」のオンラインでの例文

理由は、もう述べたように、だらしなく見えないシャツだから。
その辺がまあ~だらしない。
それでも感情の赴くままにだらしない毎日を止めることができないでいる。

「だらし無い」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

杜撰疎放アバウト怯弱乱雑底ぬけ不精杜漏柔弱底抜け粗略放漫ぞんざい軟弱疎略底抜ずんべらぼうルーズ散漫小胆与太憶病弱気粗放小心粗雑臆病ちゃらんぽらん緩慢ぞろっぺえ

「だらし無い」の関連語句

怖い恐い卑劣腰抜物怖じ腑抜け怯懦小胆おく病憶病小胆さ憶病さ臆病さ小心臆病腰ぬけ腰抜け

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部