怯懦 の例文

怯懦 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「怯懦」の書籍での例文

もし彼が今少しく怯懦であったならば、或いは名誉の勇士としてその美名を後世に伝えたかもしれない。
否、全く群衆の怯懦と怠慢と絶対服従とに起因してゐるのである。
因循怯懦の厭世港は黎明日本に皮肉な一役をつとめたのだ。
▲自働車の上なら悠然と沈着て読書は本より禅の工風でも岡田式の精神修養でも何でも出来そうだが、電車は人間を怯懦にし、煩瑣にし、野卑にし、放肆にする。
開卷第一に、孤獨幽棲の一少年を紹介し、その冷笑と其怯懦を寫し、更に進んで其昏迷を描く。
自分ながら持って生まれた怯懦と牛のような鈍重さとにあきれずにはいられない。
運命は人を脅かすなり、而して人を駆つて怯懦卑劣なる行為をなさしむるなり。
所が歴代の誤つた打算主義・妥協主義の積弊が、代一代と支那人の氣骨を銷磨させ、遂に今日の如き怯懦至極な支那人を作り上げたものと想ふ。
招撫とか歸順とか文字は立派であるが、その内實政府が怯懦を藏する爲、賊徒は利禄を得る爲、雙方妥協するに過ぎぬ。
私は印度が怯懦な態度で自分が受けた不名譽を拭はうともせずに、泣き寢入りを續けてゐるよりは、寧ろその名譽を囘復せんがために武器を執つて起つことを望むものである。

「怯懦」のオンラインでの例文

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「怯懦」の他の表現

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腰抜物怖じ腑抜け小胆おく病憶病小心臆病腰ぬけ腰抜け

「怯懦」の関連語句

ふがいない小気怯弱意気地のない腑甲斐無い意気地無い柔弱心弱いだらしない軟弱温いだらし無い腑甲斐ない小胆憶病弱気不甲斐無い女々しい小心臆病意気地ない不甲斐ない心よわい

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