便りて の例文

報・消息・知らせ・情報・ニュース・報道 等の意味を持つ「便りて」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→便り

「便りて」の書籍での例文

それを忠実に勤めて来た母親の、家職のためにあの無性格にまで晒されてしまった便りない様子、能の小面のように白さと鼠色の陰影だけの顔。
善悪の相は、私たちの心に内在する朧げなる善悪の感じを便りに、様々の運命に試みられつつ、人生の体験の中に自己を深めて行く道すがら、少しづつ理解せられるのである。
彼女はあの賑やかな家や朋輩たちの顔を思い出すと、遠い他国へ流れて来た彼女自身の便りなさが、一層心に沁みるような気がした。
尾生は水の中に立ったまま、まだ一縷の望を便りに、何度も橋の空へ眼をやった。
私は雨に濡れながら、覚束ない車夫の提灯の明りを便りにその標札の下にある呼鈴の釦を押しました。
爪のない猫! こんな、便りない、哀れな心持のものがあろうか! 空想を失ってしまった詩人、早発性痴呆に陥った天才にも似ている!
賃銭の廉きがゆえに、旅客はおおかた人力車を捨ててこれに便りぬ。
あの続きを揃へようとせばライプチヒに註文して貰へばいい、日本にゐる童子は、学校でも遊び友だちは殆どないといふ妻からの便りがあつた。
筏などは昼に比較して却って夜の方が流すに便りが可いから、これも随分下りて来る。
ついて間もなく会社との関係を絶ったのですから、遠い外国で便り少い独りぽっちとなって一時は随分困ったろうと思われます。

「便りて」のオンラインでの例文

今も遠く離れた場所に住んでいるが折々の便りが届く。
そして、梅棒に魅了された一人としてもその便りが、心底嬉しかった。
番組へのご意見やお便りをください。

「便りて」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

書翰て投書てレターて書面て信て雁書て報て雑筆て通信て書札て一報て状て書信て玉章て手翰て郵便て弘報て消息て手紙て郵書てインフォーメーシオンてインフォメーションて沙汰て知らせて情報て書て置き手紙て郵信て報せて通知て玉梓て便て書牘て御文て手簡て新報て尺牘て音さたて音信て広報て御状てニュースて報道てニューズて報告て音沙汰て信書て伝言て通報て案内て書簡て書状て報知てたよりて文て簡て

「便りて」の関連語句

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