これも表現の上から見れば、水中の草葉・瑞々しい葉などを
修飾句に据えたものと考えていたのらしい。
此も表現の上から見れば、水中の草葉・瑞々しい葉などを
修飾句に据ゑたものと考へてゐたのらしい。
だから主題に入つても、其
修飾部分の効果が、深く気分にはたらきかけるだけの鮮明と、斬新とがある。
つぎは、後置
修飾格で、つぎ=日のみ子といふことにも解釈出来る。
一 されば文章に
修飾を勉めず、趣向に新奇を索めず、ひたすら少年の読みやすからんを願ふてわざと例の言文一致も廃しつ。
したがつて、
修飾がいくらかその「どぎつさ」を緩和し、困難を容易にするやうな錯覚に陥りがちです。
母親は笑ひを噛み殺し、妹はさすがにしなを作つて銅羅声を
修飾した。
私はこれから何の
修飾も加えずに、不思議の事件をただありのままに申し上げましょう。
又、万葉集で「玉何」と
修飾の言葉としてついてゐるのは、その美しさを讚美した言葉だ、とお考へになるでせうが、多くの場合、それは昔からの学者の間違ひの伝承です。
軽率に一見すると、
修飾の多過ぎる文章かと誤解するが、それは当時の制度習慣、また宮廷生活の要求する言葉遣のあることを斟酌しないからである。