兎も角も の例文

兎や角・何れ・とにかく・何の道・兎も有れ・ともあれ・どうせ 等の意味を持つ「兎も角も」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「兎も角も」の書籍での例文

何でも皆が駈出すのに、俺一人それが出来ず、何か前方が青く見えたのを憶えているだけではあるが、兎も角も小山の上の此畑で倒れたのだ。
兎も角も、赤耀館事件につき最も多くの事実を知っている者は、私を除いて外に絶対にあり得ないのですから……。
それは兎も角も、昔の希臘では上流人は特に香料を愛好し、毎日香油を身体にぬる風習があり、従つて希臘全盛時代に於ける香料の消費額は莫大なものであつた。
兎も角も、人物画といふものは、描く人にとつても、またその画を観る人にとつても、ともに最も深い芸術的感興の対象であり得るといふ事は大体に於て云ひ得る。
夫が其の家の零落から人手に渡り、今度再び売り物に出たのだから、叔父は兎も角も同姓の旧情を忘れ兼ね、自分の住居として子孫代々に伝えると云う気に成ったのだ。
そこで津田青楓さんに御相談申し上げるが、技巧は兎も角も、気品の点へ行くと、先生の画の中には、あなたが頭を御下げになつても、恥しくないものがありやしませんか。
——エレメンタルスの描写は兎も角も、夜営の所は器用に書いてあります。
「和歌山県の移民団体が居る処で、道庁の官吏が二人出張して居る、其処へ行くのですがね、兎も角も空知太まで行つて聞いて見る積りで居るのです。
若「えへ、まず兎も角もお上り遊ばしては如何」
兎も角も一軒建になつてゐて、小さい庭には粗い竹垣が結びまはしてあつた。

「兎も角も」のオンラインでの例文

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「兎も角も」の他の表現

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すくなくとも剰え如何しても兎角とにかく兎にも角にも先ずは兎に角先ずともかく何の道とまれ何はなくともどうでとまれかくまれ少なくも少なくともどうせとかく兎も角猶も何方道尚且つ尚も

「兎も角も」の関連語句

俗語口語形口語話し言葉会話語

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