先ず の例文

何はさておき・何は扨措き・おそらく・一番・第一・最初に・先ず以て 等の意味を持つ「先ず」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「先ず」の書籍での例文

薄きが散るか、濃きが散るか、濃きが先ず散るものでそろ」
先ず三包みを扇にのせたるそがままに、……三犬士、この金は三十両をひと包みとせり。
……大通り四ツ角の郵便局で、東京から組んで寄越した若干金の為替を請取って、三ツ巻に包んで、ト先ず懐中に及ぶ。
先ず何よりも先に、閣下は私の正気だと云う事を御信じ下さい。
金右衛門の一行四人は先ず四谷塩町の親類をたずねて、ここで午飯を馳走などになって、それから千駄ヶ谷谷町に住んでいる親類をたずねることになりました。
若し貴様に秘密があるなら自から先ず秘密に為たら可いでしょう。
然るに、これが先ず第一の不審でした。
「いけないいけない、先ず君の説を終え給え!」
わたしは好い心持になって先ずからだを湿していると、隅の方に浮いていた黒い頭がやがてくるりと振り向いた。
ここは会社と言っても、営業部、銀行部、それぞれあって、先ず官省のような大組織。

「先ず」のオンラインでの例文

 「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む。
ギリシア人は、先ずフェニキア人と交易と戦争をはじめ、自らの世界をエーゲ海の海岸に育み始めるのである。
 さてと、先ず息子が中学校に行かなくなって今日で二ヶ月になりました。

「先ず」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ざっとなかでも就中固より如何しても慥か元より恐らくかれこれほぼ兎角たしかほとんどとりあえずとにかく兎にも角にも先ずは兎に角ともかく分けて無慮恐らくは何の道別けて先ず以てとまれどうでとまれかくまれ蓋し多分主として中でも別けても素より取敢えずどうせ取り分きとかくおおかた第一粗粗たぶんとりわけおそらく兎も角殊にもとより兎も角もおよそ何方道がんらい

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