今じゃもう警察のご
厄介になって、おまけに呆けちまって、誰も見向きもしないけれども、ほんとにひどい奴で、先生の亡くなられたのも、つまりあの業突張りの為だわ。
宿の亭主に訊かれた時に、次郎左衛門は来春まで御
厄介になるといって、亭主の顔に暗いかげをなげた。
「キリリコロコロ、私はいつもこの雨戸の桟に御
厄介になっているもので御座います。
ここで二、三名の機関庫掛員に手伝われて、機関車の一寸した掃除が始まるんですが、およそ従業員にとってこの掃除程
厄介な気持の悪いものは、そうザラにはありませんよ。
そこで元来は弟のためにそこに来ていたNさんに
厄介をかけることになったのである。
お前たちの
厄介にさえならなければ可かろうとの挨拶で、頭から自分の注意は取あげない。
父も兄も皆雪江先生に学んだので、其縁で小さいけれども御
厄介になったのです。