差した の例文

射す・立てる・起こす 等の意味を持つ「差した」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→差す

「差した」の書籍での例文

管理人が馳け付けた時には初子はもう正気に返っていたが、怖しそうに自分の室の方を指差したまま、唇をワナワナと震わせ、容易に物が言えなかった。
この種の変形には、シャンデリアについている鉄の切先きを頭に突き差したり、針金で縊れたり、時には自分の手で喉をしめて息の根を断つというようなこともある。
背中から腋の下へ斜に、渋段々染の風呂敷包を結び負いにして、朱鞘の大小ぶっ込みの他に、鉄扇まで腰に差した
若し袴を逆にはいたり、刀を右に差したりして、それで何でも関はぬと云つて居る人があれば、明かに、其人は心理的欠陥を有してゐる。
薄ぐらい寺の中から出て来ると、維也納の澄んだ空から差す日光はまばゆいほどである。
ときに、この尺八ゃどこへどう差すんですかい」
ようやくのことでそんな風にはじめたものの、再び彼は、鉛筆の尖を半白のいが粟頭へ突き差すように持って行ってごしごしやり出した。
明るいランプの光が顔へまともに差した
わが国の文学史中に偉大なる理想家なしとは、十指の差すところなり。
が、相手は誰かと思ふと、朱鞘の大小を閂差しに差した身の丈抜群の侍だつた。

「差した」のオンラインでの例文

「ところで、こちらの『王妃様の飴』というシリーズはなんですの?」 彼女が指差したのは、小粒で華やかな飴が並んだ、花畑のような一角だ。
「あ、これも気になっとる」と次男が指差したものを見て、ひらめきました。
息子にはこの電柱がどう見えているのだろうか?「猛行、どうした、帰るぞ」「父ちゃん、こいつがクソで」猛行はそう言って電柱を指差した
特に地域に根差した細かい情報によって、地方の交通手段の確保に利便性を発揮する。
手ごたえと課題が交差した2021シーズンが終わった。
無神経な彼にも、そんな彼を好きだった自分にも嫌気が差した
「何読んでたの?」「うん、これ」 指差したのは、『世界の建築100選』という図説のような本だった。
どうしても離れたくて僕は彼とのLINEのやりとりのネガティブさに嫌気が差したことや「唯一の友」というプレッシャーでLINEをブロック。
 様々な見方があると思いますので、自分の体験に根差した分析をしてみた次第です。
大、中、小とありますが」 比嘉の顔にさっと朱が差した

「差した」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

射した立てた煌めきた耀きた差し当りた閃きた突き刺さりた挙げた光り輝きた降りた当たりた打ちた出かけた上りたあたりた刺さりた抜けた光りた輝きた降り注ぎた注ぎた当りた照りた起こした出た

「差した」の関連語句

終らす終える打ち切る了う終わらす終了終う断絶止める了する表われる表れる現われ出る顕れる現われる現す顕われる出現現れる現ずる現じる出る革める良くする改良改善改正改める行なわれる生じる発す生起発する起きる起る発生起こる在る行われる生ずる有る

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