次には
帝王の事蹟・宮廷・国家の事件を主として、編年の体に、事を叙述して行つた点である。
東は花柳に沈湎せざるもののおのづからにして真福多く天佑有るを云ひ、西は
帝王の言の出でゝ反らざることを云へり。
詩人になれても、
帝王になれても、わたしはそれを断わりたいほどで、わたしの野心はもうこの僧侶以上に何も思っていませんでした。
又ブリニーの著書によれば是等の塗脂の中最も貴ばれたのは
帝王塗脂と云はれ、二十七種の貴重な材料を調合して製せられたと云ふ。
バグダットの
帝王は遠い其宮殿に待伏してゐる、或はあらくれの船乗の手に落ちて人買に売られる。
佛家で三武の厄と稱する、佛教に尤も激しき迫害を加へた
帝王は、何れも道教信者である。