格別 の例文

異例・非常・特別 等の意味を持つ「格別」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「格別」の書籍での例文

それでございますから、二条大宮の百鬼夜行に御遇ひになつても、格別御障りがなかつたのでございませう。
しかし万一渡らなかったにしろ、君は格別僕の手紙を予想しているとも思われないからその点だけは甚だ安心している。
広子は年ごろの妹に恋愛問題の起ったことは格別意外にも思わなかった。
それを実地に役立てさえすれば、大きい錠前を※じ切ったり、重い閂を外したりするのは、格別むずかしい事ではありません。
と云っても格別大したことではない。
私の世話を焼いてくれる別荘番の夫婦者は、格別用のない限り、いつも勝手に下っていたから、このうす暗い八畳の間は大抵森閑として人気がなかった。
当時、発表する意志も、発表する機関もなかった自分は、作家と読者と批評家とを一身に兼ねて、それで格別不満にも思わなかった。
それでございますから、二條大宮の百鬼夜行に御遇ひになつても、格別御障りがなかつたのでございませう。
L'home est rien と言わないにもせよ、わたしたちは「人として」は格別大差のあるものではない。
それでも照子は子供らしく、飾窓の中のパラソルや絹のシヨオルを覗き歩いて、格別閑却された事を不平に思つてもゐないらしかつた。

「格別」のオンラインでの例文

あの時間は今でも格別な思い出です。
 同級生ではあったけど、 格別仲がよかったわけでもない。
職人さんが一つ一つ丁寧に創り上げた食器に盛り付ける料理は、見た目も綺麗であり、格別美味しく感じるものだとヤッチとムーンに出会った私は知ることができたのだった。
生演奏は格別素晴らしいです。
おにぎりの旨さを、もういっちょ、娘と共有したい私は、「このお米は世界一おいしいよね!だからおにぎりも格別だね!」と私が娘に言った。
その友だちは普段からありがたい人で、いつもありがてえな、と思ってはいたが、その時はまた格別ありがたかった。
 だって、あの紅梅の色をした唇が語る秘め事は、きっと格別に素晴らしいと思えたのだ。
朝食野菜メインのヘルシーな朝ごはん炊き合わせが美味しかった朝風呂の後の朝食は格別

「格別」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

格段異例特別異常非常非凡むやみやたら図無桁違い例外的桁外れ特異超凡莫大稀代抜群希代べら棒ケタ外れけた外れべらぼう破格

「格別」の関連語句

異色異常並みはずれ風変わり非凡並み外れ奇矯徒ならぬ希有超凡稀代並外れ人並み外れた希代稀有珍しい只ならぬ高上精良佳良優等優秀上等優良良質高級御膳上等優れたすばらしい印象深いインプレッシブインプレッシヴ堂々印象的堂堂高大凡庸

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