よつて詩人はソーマを人格化して一個の神となし、ソーマ液の供物は火祭と共に梨倶吠陀に現はれた
祭儀の重要な部分を占めて居る。
其為、
祭儀が交錯し、複雑になつて行つたもの、と言へる。
沖縄の村々・島々の
祭儀には、現に原始演劇的要素——世界民族一般に窺はれる——を示すものが、まだ/\沢山に残つてゐる。
さうして、一週間といふもの完全に、小忌人の様な物忌みをして、村の神事役の人と共に一つになつて、
祭儀の観察をさせて貰うてゐた。
とゞのつまり、
祭儀の為の奴隷村と言つた形を採つて、村同士の関係が固定したまゝ、永続する様になつて行く。