ちょうど、そこに立って、電車を待合わせていたのが、舟崎という私の知己——それから聞いたのをここに
記す。
駒ヶ岳の麓、台ヶ原の客舎に昼餐を了りたる束の間に、禿筆を舐ぶりて偶感を
記す、その文を成さざる、冀くは我が興の高きを妨ぐるなからむ。
今や製本成り、紀念として之を座右に謹呈するに当たり、この由来の一端を
記すこと爾り。
わたしは唯わたしの感じた通りに「わたしのクリスト」を
記すのである。
同二十六日——夜十時
記す「屋外は風雨の声ものすごし。
史は説文に事を
記す者と解いてある如く、元來朝廷に於て記録の編纂を司どる人の役名であつたのを、後に編録した書物にも此名を應用するに至つたものである。
敬愛する吉村さん——樹さん——私は今、序にかえて君に宛てた一文をこの書のはじめに
記すにつけても、矢張呼び慣れたように君の親しい名を呼びたい。
これは、俗名と戒名と、現當過去、未來、志す處の差によつて、おもひ/\に其の姓氏佛號を
記すのであらう。