この二つの事柄については大いに
論議の余地があるが、娘の父たる者が、最も常識的な立場で不安を感じるのに不思議はない。
何故と云へば私の知つてゐる限りで、屡諸君子の間に
論議される天才の名に価するものには、まづ第一に龍村平蔵さんを数へなければならないからである。
実は、言語の問題は、一々、例について、
論議せねばならぬのであるが、時間の都合上、それは止めて、大略の処に就いて、述べることにする。
しかし〈志怪の書〉について、その事実の有無を
論議するのは、無用の弁に近いかとも思われます。
僕は今、あなたの人生観を解剖して、思想家としてのあなたを
論議したくない。
今は非常手段に訴えるより途はなかろう」この様な
論議が各村庄屋の寄合の席で持ち出される。
見よ、政治を談ずるものは、空しく
論議的の虚影を追随して停まるところを知らざるにあらずや。
素より他を
論議するのついでに此言を附加せしものなれば、二氏も冗長をさけて其理由を言はざりしものならん。
それはおそらくあの問題が
論議せらるべく空中に漂っていたのだろう。