三番片脚乗らんか、三番片脚乗らんかと呶鳴っている男は、今しがた厩舎の者らしい
風体の男が三番の馬券を買って行ったのを見たのだ。
捜神記という化け物のことばかり書いた古い中国の本に、孔子さまがある夜一人で室に引き籠っていると、一人の異様な
風体の男が訪ねてきた。
前の千鳥足の酔漢は、小ざっぱりしたもじり外套を羽織った粋な
風体だが、後から出てきたのは、よれよれの半纏をひっかけた見窶しい身なりをしている。
「ちとそれだけの言いわけでは、そちの
風体と言い、面構えと言い、主水之介あまりぞっとしないが、窮鳥ふところに入らば猟師も何とやらじゃ。
(この話は初秋に起った)が、別にそうした
風体を気にかけるでもなく、悠々迫らざる態度で、いかにも貴族らしい挨拶をするのであった。
突然の闖入者に彼らは話をやめ、互いに顔を見合し、それから源吉の
風体をさぐるようにじろじろと見た。
しかしながら貞徳以来其人々の
風体ありて、宗因まで俳諧を唱来れり。