たそがれ の例文

たそがれ の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「たそがれ」の書籍での例文

リリスはそのとき白い波の立つ海辺を歩いてゐたが、たそがれる海の色がリリスの眼に映つた。
しかし歌はともかく、秋のたそがれの坂の景色を私はその後も時々おもひ出してゐた。
冬の寒いたそがれであった。
音無川にそうて、たそがれの水のせせらぎにつつまれて物思いにふけりつつ歩く。
たそがれ時に現れるのはコウモリと同じく、木の枝から枝をとんで食物をあさる習性らしい。
家忠日記天正十八年二月二十二日の条に「伊可御茶屋之普請は、晩より夜まで雨ふりかみなり」とあるのは、たそがれ・夕景などの意であらう。
わが家の玄関へ帰ったのは春のたそがれ近くである。
両岸の家々はもう、たそがれの鼠色に統一されて、その所々には障子にうつるともしびの光さえ黄色く靄の中に浮んでいる。
……此の狂言はまだ見ないが、古寺の廣室の雨、孤屋の霧のたそがれを舞臺にして、ずらりと此の形で並んだら、並んだだけで、おもしろからう。
半里ばかり砂地を歩みて、大洗につきたる頃は、日はたそがれに近かりき。

「たそがれ」のオンラインでの例文

 その、書棚の陰の隠れ家に座って、夕焼け雲やたそがれの蒼を振り仰ぎながら――白い壁にかけられた絵が毎回のように変わるので、興味深く拝見していました。

「たそがれ」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

逢魔が時暮れ昏黄夕やみ夕まぐれ薄暮夕闇火点し頃日暮れ夕暮れ日暮入方夕刻黄昏夕べ火点頃火ともし頃夕暮火点しごろ夕ぐれ

「たそがれ」の関連語句

夕方逢魔が時暮相夕景彼誰夕まぐれ暮れ紛れ暮合い火点し頃日暮れ雀色時彼は誰夕暮れ暮合夕さり暮れ合い秉燭薄暮れ彼誰時彼者誰時夕刻夕間暮れ夕べ晩方暮れ相彼は誰時火点頃大禍時暮れ暮れイブニング入り相彼者誰夕暮暮れ方王莽が時夕ぐれ入相夕間暮桑楡時剋時刻時間刻限

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