羨望とか憧憬とかにまでは行かなくても、西洋風の生活、西洋人の風
俗習慣は、それ自体われわれにとつては、好奇心に値する見事なスペクタクルである。
所謂、日本の伝統的風
俗習慣を外国人の目にさらして、どういふ利益があり、どういふ誇りを示し得るかを考へてみればわかる。
私は、ある場合、殊に、外国の風
俗習慣になじまぬ一般観衆のためには、その方がよいと思ふ。
此の政治道徳に關する思想から出來上つた所の數千年來の風
俗習慣と云ふものは根柢から崩れ掛つて參つたのであります。
自分では自國の風
俗習慣などには深く注意せぬが、外國人から見ると是は奇妙とか彼は新奇とかその注意を惹きて記録する樣になるのです。
要するに『印度支那物語』は、大體に於て西暦九世紀、即ち唐の後半期に於ける、支那人の風
俗習慣を知るべき、尤も有益なる尤も面白き材料である。
それは、大ニューヨーク州の奥深く、あちらこちらにあるオランダ人の住む辺鄙な渓谷のなかにあり、ここでは人口も風
俗習慣もかわらないのだ。