「寧静」の例文

「寧静」の書籍での例文

たれ・いつ・なにが、其の否定文から引き出されて示す肯定法の古い用語例は、寧、超経験の空想を対象にして居る様にも見える。

妣が国へ・常世へ

折口信夫

寧、勤めなかつたから、その柄が出来てゐなかつたといふ方が当つてゐる。

春永話

折口信夫

と云ふよりも寧それは出来ない相談だと思ひます。

イズムと云ふ語の意味次第

芥川竜之介

風浪常時に四囲を襲ひ来りて、寧静なる事は甚だ稀なり。

万物の声と詩人

北村透谷

が、痩せてはゐるものの骨組みのしつかりした、寧いかついと云ふ体格で、皮のたるんだ手や足にも、どこかまだ老年に抵抗する底力が残つてゐる。

否、寧、或意味では、堕落してゐる。

津藤は酒を一滴も飲まないが、禅超は寧、大酒家である。

孤独地獄

芥川竜之介

此失望と、無駄とを痛感することが、大なり小なり誰にもあつて、寧力瘤を入れて、入れ損をしない、安心な大衆作家を選ぶ樣に傾いて來たのだらう。

寧、藝術は嘘で成り立つてゐる。

「いやお前のように、そんなに凝っちゃアいけませぬ、寧そ手軽く『心中話たった今宮』と仕たらようござりましょう」

闇夜の梅

三遊亭円朝

「寧静」のオンラインでの例文

　こちらは寧仁文学館（Young in Museum of Literature）です。

るしあ昌

遼城の将處明は、その時既に老いていたので、太祖に従い、和寧*5に赴いた。

みし

「寧静」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

のどやか静か太平和順泰平穏便静謐無為穏やか安泰もの柔らか静穏安らか安穏物静か長閑もの静か平和温和平静平穏平らか円か無事

寧静の例文

「寧静」の書籍での例文

「寧静」のオンラインでの例文

「寧静」の他の表現

「寧静」の関連語句

寧静 の例文

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