浅草寺寺内の奇人団とでも題を
附けましょうか、その筆頭には先ず私の父の椿岳を挙げます。
掃除するのは面倒だから、可成散らかさない樣に氣を
附ける。
暫時其處の煖爐にあたつて、濡れた足袋を赤くなつて燃えて居る煖爐に自暴に擦り
附けると、シュッシュッと厭な音がして、變な臭氣が鼻を撲つ。
崖の中腹には、小使の音吉が弟を連れて来て、道をつくるやら石塊を片
附けるやらしていた。
扨、奧木茂之助は、只機が織り上るとちゃんと之を畳みまして綴糸を
附ける。
後の意味で結
附けるには歴を形容詞とし、自然に歴代の史といふことになるのである。