若い男があせって通って来るのを、女はかえって堰き
止めるようにしていた。
ところで、その徹底的——いいか徹底的だぞ、徹底的に息の根を
止めるには、われわれが出馬しないと、どうしても駄目なんだ。
しかし白は引き返すどころか、足を
止めるけしきもありません。
と思いながら、半分は気味が悪いので、いきなり鍬を振り上げて、打ち殺そうとしますと、雷は気がついて、あわててお百姓を
止めました。
おばあさんは、自分がなにか落としたのも気づかずに、つえをついてゆきかかりましたから、少年は、うしろから、おばあさんを呼び
止めました、
「お聞きの通り不浄役人ども、駕籠先を
止めましてござりますが、いかが取り計らい致しましょうや?」
と
止めましたが、花子さんはただシクシク泣いて拝んでいました。
これを聞いた朋輩の陳山茶は、痛みを
止めるのに好いと云つて、鴉片酒を飲む事を教へてくれた。