今一つの証拠は、此文の結論であり、発端でもあるから、後の納得に
委せる外はないが、日本紀が、ある正史の伝書ではないかと言ふ処にある。
自然の化育に従って、その性に従うものは従い、また瓦石ともなり蚊虻ともなって変化に委せて行くべきものはまたその変化に安じて
委せる。
芸術家として自ら恃むところはこれだけで、あとのことは、宣伝係に
委せるがよろしい。
文化が仮りに侵略の手を伸ばすものであるとしても、未だわが国は、現代に於ける一部表面的な現象を除いては、嘗て外来文化の侵略に
委せたことはありません。
「現象の解釈」は、時として、見物の幼稚な頭に
委せたくない。
第一に、「紹介」といふ仕事がもつ、総ての一時性、誇示性、非独創性、そして、「あとはお察しに
委せる」といふ省略性、即ちこれである。