「死後
書簡の出版を絶対に禁ず」これは私の「はづかしさ」からだと思つてはいけない。
底本:「海野十三全集 別巻2 日記・
書簡・雑纂」三一書房
初版には「壺」「パンのかけら」「髪の毛」「自分の意見」「
書簡」等の項目はまだ加はつてゐない。
それは白い西洋封筒に、タイプライタアで宛名を打った、格別普通の商用
書簡と、変る所のない手紙であった。
※副題の「
書簡」は、このファイル作成時に付けたものです。
或は彼の
書簡の裏にも東西の門弟を操縦した彼の機鋒は窺はれるのであらう。
此
書簡は、其當時母方の叔父椎原兄弟に寄せたものにて、椎原國雄所藏す。
本篇の手法に関する意図について、作者は制作中の
書簡にこう書いている。