さし出す の例文

さし立てる・差したてる・差し立てる・送る・差立てる・発しる・出す 等の意味を持つ「さし出す」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→さす

「さし出す」の書籍での例文

幾山河さすらふよりもかなしきは都大路をひとり行くこと
その代り料理を平げさすと、二人とも中々健啖だった。
二階は天井の低い六畳で、西日のさす窓から外を見ても、瓦屋根のほかは何も見えない。
その白さがまた、凝脂のような柔らかみのある、滑な色の白さで、山腹のなだらかなくぼみでさえ、丁度雪にさす月の光のような、かすかに青い影を湛えているだけである。
楼の上からさす火の光が、かすかに、その男の右の頬をぬらしている。
現に二三度は往来へ立ち止まって、近くの飾窓から、大幅の光がさす中に、しっきりなく飛びまわる紙屑を、じっと透かして見た事もありました。
樓の上からさす火の光が、かすかに、その男の右の頬をぬらしてゐる。
それから又僕の隣りにゐた十二三の女生徒の一人は若い女教師の膝の上に坐り、片手に彼女の頸を抱きながら、片手に彼女の頬をさすつてゐた。
うつむいた上原君の顔が、窓からさす日の光で赤く見える。
東京上りの汽車つきければ、たち立でて、汽車に乘りけるに、かの少女きたりて、忘れ物とて、さし出すを見れば、八鹽のいでゆにて我におくりたる團扇なり。

「さし出す」のオンラインでの例文

平安時代以降は主に短歌をさすようになった。
ケチャップを使って何かを食べるときや、料理中にケチャップをふりかける体験のこと自体をさす言葉やねん。
瓶かめにさす藤の花ぶさみじかければ たたみの上に とどかざりけり  正岡子規 カメに挿してあるフジの花が短いので、畳まで届いていない。
 自己表現できるポイントは、カフス、胸にさすペンなどだそうです。

「さし出す」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

差し上げる取り出す送り込む渡す呈する差し遣わす送り届ける勧める薦める仕向ける向ける送りだす手渡す送り出す差出す発する送りこむ申し出る送り付ける寄せる派する差し立てる申出る送る届ける見せる遣る積み出す出す差しだす差し出す差立てる取出す寄こす寄越す

「さし出す」の関連語句

移転渡す移らす移送伝達回付転送伝える遷らす遷す移動移す転移移付運輸輸する運搬運送運ぶ搬送運漕輸送見せつける呈するディスプレー発揮むき出す剥き出す見せびらかす出陳供覧展覧さらけ出す曝け出す提示陳列露呈出品露出展示見せ付けるひけらかす見せる表示表す展観曝す示す顕わす現わす出展誇示顕すディスプレイ開示呈す表わす賦する差し上げる下される贈る進じるくれる差上げる進ぜるあてがう進上授与譲り渡す給う呉れて遣る差しあげる授ける宛がう贈与呉れる手渡す遣す贈答持たす賜う与える供与附与施与奉ずる譲りわたす上げるギブ遣る恤む述べる付与進ずるさし上げる贈呈進呈遣わす捧げる

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