とんと の例文

ふつに・丸っ切り・全く・頓と・完全に・本に・ほんに 等の意味を持つ「とんと」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「とんと」の書籍での例文

」と杖を一つとんと支くと、後の雁が前になって、改札口を早々と出る。
齢は五十を超えたるなるべけれど矍鑠としてほとんと伏波将軍の気概あり、これより千島に行かんとなり。
それから涅槃大学へ現れるまで、とんと見た人がなかったのである。
紫の大納言は、二寸の百足に飛び退いたが、見たこともない幽霊はとんと怖れぬ人だったから、まだ出会わない盗賊には、怯える心がすくなかった。
それが髪をまん中から割って、忘れな草の簪をさして、白いエプロンをかけて、自働ピアノの前に立っている所は、とんと竹久夢二君の画中の人物が抜け出したようだ。
そのばあやの目も、近ごろはとんと鳥目になりましてね。
俳壇のことなどはとんと知らず。
なれど「ろおれんぞ」は唯、美しい顔を赤らめて、「娘は私に心を寄せましたげでござれど、私は文を貰うたばかり、とんと口を利いた事もござらぬ」と申す。
そんな鳥のいることはとんとしらなかった。
うつゝに漕げば、うつゝに聞こえて、柳の土手に、とんと當るや鼓の調、鼓草の、鼓の調。

「とんと」のオンラインでの例文

それゆえ、とんと着るものの買い物はしていなかった。

「とんと」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ふつにみっちりまんざらすっかり余っ程丸っ切りぷっつり根っから万万さっぱり満更からきりおさおさまんまと相当まるきり本に可也すっぱりほんに皆乍らかなり丸でまるで掻い暮れずいぶん丸っきりとってもふっつりいっこうずっぷり結構みっしり皆目諸にまるっきりふっつと一向丸切り余程かたきし綺麗さっぱりまったく徹頭徹尾皆色何ともけっこう全然ころっと随分からっきしなかなかおよそからきしすっぽりすぽり皆式

「とんと」の関連語句

俗語口語形口語話し言葉会話語通言スラング隠詞通符牒隠し言葉隠語ジャーゴン通りことば通言葉位相語通語隠し詞通り符牒通り言葉隠言葉隠しことば慣用語

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部