まるきり の例文

すっかり・丸っ切り・丸きし・丸切・まる切し・丸で・丸っきり 等の意味を持つ「まるきり」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「まるきり」の書籍での例文

並んで立つてゐる左手の石は表の字がまるきり読めない、裏面には、生国 伊勢三重郡浜田住 俗名浜田屋弥兵衛とあつて死亡の年月は彫られてゐない。
つまり私の家はまるきり雨戸がなく、ガラス戸だけの小家であるから、冬のむさし野の寒さをこの三年間身にしみて感じてゐるせゐもある。
「君! このカフェーのキュラソーはまるきりだめなんだよ。
内気で淑かな娘らしい深雪と、勝気で男優りの淀君とは、女としてまるきり正反対の性質ですけれど、私にはこの二人の女性に依って現わされた型が好きなのです。
ところで自分免許のこの老熟先生も実はさすがにまるきり老熟し得ないと見えて、実際界の事がうまく行かず、このごろは家にばかり引きこもっていて多く世間と交わらない。
今は襟の長い外套がはやつてゐるのに、おれのは襟が短かくてダブルになつてをり、生地だつてまるきり湯熨がしてないんだ。
これがわれわれ仲間の所謂※夜会※なんでな! まあ言つて見れば、あなた方の舞踏会に似たやうなものではあるが、さうかといつて、まるきり同じものだとも申しかねる。
このまるきり忘れることの出来ない一部分が今、「吶喊」となって現われた来由である。
今夜はまるきり月の光が無い。
わたしの想い出す故郷はまるきり、こんなものではない。

「まるきり」のオンラインでの例文

「まるきり」の現代の例文は見つかりませんでした

「まるきり」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ふつにみっちりまんざらすっかり丸っ切りぷっつり根っから万万さっぱり満更からきりおさおさ誓ってすっぱり皆乍ら丸でまるでとんと掻い暮ればっちり丸っきりふっつりいっこうずっぷりみっしり皆目諸にまるっきりふっつと一向丸切りかたきしまったく徹頭徹尾皆色断然全然からっきしおよそからきし断じて皆式

「まるきり」の関連語句

俗語口語形口語話し言葉会話語

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部