女同士の小
心さや不愉快など経験して、此頃は男の偉さといふものに対して尊敬する気持ちになつて居ります。
それからこの女の児がする事は、何一つとしてちえ子さんを感
心させない事はありませんでした。
そうした気持が、私をして敢えて誓いの鎖をひきちぎってまで貴方に御話することを決
心させたのでした。
貴方の異常な熱
心さと、私の傾きかけた健康状態とが、とうとう今夕の機会を作りあげて呉れました。
こうした病苦になやまされて、彼の自殺は、徐々に決
心されたのだろう。
けれども、その時分、彼は非常な熱
心さで運動をしていました。
僕はどう云ふ良
心も、——芸術的良
心さへ持つてゐない。
たとへば聊か気質の偏りのある人の、年を積み道に進みて
心さま純く正しくなれるが如し。
だが彼女の家柄にたいする矜持はとうとう彼女に彼をすてさせて、かなり有名な銀行家で外交官であるルネル氏という男と結婚することを決
心させたのであった。
その他かかる文句をいろいろに並べて両親を安
心させようと努めている。