尚、百喩経は、仏典の比喩経のなかの愚人(仏教語のいわゆる決定性)の喩えばかりを集めた
条項からその中の幾千を摘出したものである。
万国公法が極点まで進歩して一切の
条項が完備したから、国と国との間にどの様な問題が在っても総て公法の主義に従って落着する。
そして武士道は人性や本能に対する禁止
条項である為に非人間的反人性的なものであるが、その人性や本能に対する洞察の結果である点に於ては全く人間的なものである。
著作者側からいへば、今度の出版権法案は、この点に関し、いまだ幾多研究の余地もあり、二三の
条項は、根本に危険な精神を含んでゐるやうに思はれる。