なるべくは私闘を
止めさせたいのが幕府の趣意であった。
叔父さんが其の自分の室に閉ぢ籠ると、大抵の事では其の読書を
止めさす事が出来ません。
時には大きい体の割りに非常に素早しっこい孔雀が、唯った一本しか無い細い小路に遊び出て、行人の足を
止めさせることもある。
若い男があせって通って来るのを、女はかえって堰き
止めるようにしていた。
附近は、独国海軍の侵入を喰い
止めるために、到るところに機雷原が敷かれてあるので、かなり面倒なコースをとらなければならない。
ところで、その徹底的——いいか徹底的だぞ、徹底的に息の根を
止めるには、われわれが出馬しないと、どうしても駄目なんだ。
逓信局では、いつでもこうして、おだやかでない放送はすぐさま
止める。
家康が安土に来るとき、光秀に饗応の役をさせた所、あまりに鄭重に過ぎたので信長が怒って途中で
止めさせた事。
しかし白は引き返すどころか、足を
止めるけしきもありません。
これを聞いた朋輩の陳山茶は、痛みを
止めるのに好いと云つて、鴉片酒を飲む事を教へてくれた。