私が小学校の時、
野球をしてボールを追っかけていた目と鼻の間を皮をかすめて円盤が飛んで行った。
終戦以来、たつた一度アメリカのニュース映画を見に行つたほかは(原子バクダン)映画も劇もレビューも
野球も相撲も見たことがない。
去年の今ごろと同じように元気で、毎日後楽園で
野球を見ているが、ボクはさらに、廿年前の若いころの健康をとりもどすためにもうちょっと入院するつもりでいる。
僕の見た二週間の
野球見物に、これと云ってエキサイトしたゲームはなかった。
私がキャッチボールをしていると、
野球はカラダに毒ですよ、投網は健康ですぜ、と言う。
アメリカの大リーグの投手で
野球をはじめてから一年にならんのに抜擢された奴もいる。
専売新聞はネービーカット軍をもつ有名な
野球新聞だ。
和漢の武芸に興味を持つたり、テニスや
野球をやつたりする所は豪傑肌のやうなれども、荒木又右衛門や何かのやうに精悍一点張りの野蛮人にはあらず。
しかし、久米は何といつても中学の
野球の選手などをしたことのある男である。