時間が風化させたおかげで、あちこち欠けた以前何かだったであろう捨てられた石造りの
建造物がそこには見えるだけだった。
そう考えると巨大な
建造物という現れ自体は人間を遠ざけているかのようなのに、その奥には人間の痕跡が垣間見えるという点がたまらなく面白く興味深い。
絵の中に描かれた山、
建造物そしてその色調だけで、ここが日本とはちがう遠い異国の地であることが伝わってくる。
「さて……邪魔者は取り除いた、か」 アサイラは、超巨大
建造物の天頂方向を見あげる。
公園に行ったり、歴史
建造物を観に行くのだって自然と触れ合えるチャンスです。